福 泉 寺
山形県寒河江市本町
 福泉寺は享禄元(1528)年、寒河江大江氏十六代当主 兵部大夫広種澄江寺の二世 象外東玄禅師を招いて開山したと伝えられる曹洞宗寺院です。寒河江広種は寒河江大江氏十四代当主 左京大夫宗広の五男で、もともと仏門に入り法華院光栄を称していました。しかし大永7(1527)年、十五代当主 左京大夫孝広が死去したため 光栄が還俗して寒河江氏の家督を継いだとされます。なお広種の代に寒河江城は三重の堀(濠)をもつ巨大な平城に拡張整備されたと伝えられます。広種の死没は天文十五(1547)年十二月二十四日、墓所は福泉寺境内。(場所はココです)
<寒河江広種の法名>   「福泉寺殿陽巌春公大居士」
本堂 
 寒河江広種の
宝篋印塔(墓石) 
 
 本堂に掲げられた
 大江氏の家紋 
「一文字に三つ星」
 
寒河江広種の墓所 
寒河江広種の墓所
標柱