正式名称は「瑞龍山 澄江寺」。宗派は曹洞宗。創建は長享3(1489)年、寒河江知広が父 為広の菩提を弔うため、寒河江大江氏出身で長門国大寧寺の七世住職をつとめていた全岩東純(寒河江元時の三男)に依頼して大寧寺境内に子院 澄江院として開基したことを初源とします。その後、明応3(1494)年 知広が死去すると澄江院は長門から寒河江に移され、知広の法名「澄江寺殿高嶽棟公」に因んで「瑞龍山 澄江寺」と名ずけられました。澄江寺の開基は全岩東純の兄弟弟子 竹院総梵と伝えられます。(場所はココです) |
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山門
「三間一戸」の薬医門、寒河江城三の郭の辰巳門(南東門)の移築と伝えられます。寒河江市の有形文化財に指定。 |
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寒河江知広の五輪塔
寒河江出羽守知広は寒河江大江氏第十二代当主 右衛門佐為広の嫡子で寒河江大江氏第十三代当主です。写真画像左は知広の正室の五輪塔と伝わりますが、正室の出自は不明。 |
<寒河江知広の法名> |
「澄江寺殿高嶽棟公」 |
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