陽 春 院
山形県寒河江市本町
 正式名称は「建徳山 陽春院」、宗派は曹洞宗。創建は元和6(1620)年、信濃国須坂の興国寺九世 桂岸嬾察和尚により開山されたと伝えられます。陽春院のあるこの地にはもともと寒河江大江氏十五代当主 左京大夫孝広が帰依した将軍延命地蔵堂があったとされ、このため孝広は大永7(1527)年 没後ここに葬られたと伝えられます。なお孝広は寒河江大江氏十四代当主 左京大夫宗広の六男(嫡子)で、永正2(1505)年 三歳で寒河江氏の家督を継いだと伝えられます。(場所はココです)
<寒河江孝広の法名> 「陽春院大運永公大居士」
本堂 
寒河江左京大夫孝広の墓所 標柱