長 岡 森 館
秋田県仙北郡美郷町(旧仙南村)金沢字西長岡森
立地・構造
 長岡森館は横手盆地の北東部、南東ー北西方向に延びた独立低丘陵上(比高 10−15n)に築かれた丘城です。規模は東西80m×南北200mほど、内部は南北に細長い頂部を加工した主郭主郭の北側に北郭、南側に南郭を配したシンプルな連郭階郭構造で構築されています。規模は主郭が東西25m×南北100m、北郭が東西10−20m×南北30m、南郭が東西40m×南北10−20m、主郭北郭・南郭間の段差は2−4mほど。現在、北側の堀と土橋が確認できます。同地は仙北平野を眺望できる高所に位置します。
長岡森館 概念図
 築城時期・築城主体・館主ともに不明。金沢城の支城か?。
歴史・沿革
長岡森館 北側の堀
メモ
金沢城の支城か?
形態
丘城
別名
・・・・・・・・・
遺構
郭(平場)、虎口、堀、土橋
場所
場所はココです
駐車場
登口に路駐
訪城日
令和3(2021)年5月7日
長岡森館 遠景 長岡森館 遠景
長岡森館は横手盆地の北東部、長岡森地区の小丘陵に築かれた丘城です。(写真左上ー南東側からの近景) でっ、館祉へは南東側から農道があり、楽にアプローチできます。(写真右上ー登り口 写真左ー山道) でっ、山道をしばらく登ると進行方向左側に帯郭(犬走)が見えてきますから(写真左下)、ここから直登すると主郭と思われる中央の平場に辿り着きます。(写真右下) 主郭の規模は東西25m×南北100mほど。
長岡森館 主郭北側の堀 長岡森館 主郭北側の土橋
主郭の北側は2−3m切り落として浅い堀で処理され(写真左上)、スロープ土橋で北郭に繋がっています。(写真右上) 北郭の規模は東西10−20m×南北30mほど、加工度は低いようです。(写真右) また南側に2mの段差で南郭が敷設されています。(写真左下) 南郭の規模は東西40m×南北10−20mほど。(写真右下)