社伝によると須須神社は崇神天皇の御代の創建とされ、その後 天平勝宝年間(749-757年) 現在地に移転されたと伝えられる「延喜式内社」(延長5 927年に成立した『延喜式神名帳』に記載された国幣社)です。珠洲一郡の総社。御祭神は天津日高彦穂瓊瓊杵尊、美穂須須美命、木花咲耶姫命 他3柱。須須神社は古くから「三崎権現」「須須大明神」と尊称され、日本海の守護神として ひろく信仰されていました。『日本三代実録』(延喜元 901年成立)によると 須須神社は貞観15(873)年、朝廷より従五位上の神階を賜ったとされ、また室町期には別当寺 十二坊に社領三千石が寄進されています。また近世には加賀前田藩の崇拝を受けています。なお北西2kmの山伏山山頂には美穂須須美命を祀る奥宮があります。(場所はココです) |
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