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高松城は高松市街地の中央北縁、瀬戸内海に面した平野部に築かれた平城で、現在 城中枢部が「玉藻公園」として整備されています。(写真左上・右上ー北側の塁線) でっ、城へはいくつか登城口があり、管理人は西口からアプローチしました。(写真左ー西門)
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二の丸(写真左下・右下)規模は東西55−60m×南北100mほど、東ー北ー西縁に石積土塁が築かれ、北西隅に簾櫓が、南西隅に文櫓が構えられ、鞘橋で本丸に繋がっています。 |
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(写真左上) 二の丸簾櫓台 |
(写真右上) 二の丸の東石積土塁 |
(写真右) 本丸二の丸間の濠、幅30mほど |
(写真左下) 鞘橋 |
(写真右下) 本丸の虎口 |
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本丸(写真左上)規模は東西90m×南北40mほど、周囲を石積土塁で囲み、北西隅に矩櫓が、南西隅に地久櫓が、東縁に天守が構えられていました。(写真右上ー地久櫓台
写真左ー天守台 写真左下ー天守台下層部) なお天守は寛文9(1669)年に竣工した3層5階構造(内 地下1階)。 |
(写真右下) 二の丸鉄門、二の丸と三の丸を繋ぐ門で、門扉に鉄板を張った櫓門構造の門だったようです。 |
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三の丸(写真左上) 規模は東西140m×南北155mほど、北ー東ー南縁に石積土塁が築かれ、北東隅に月見櫓が、南東隅に隅櫓が、東縁に多聞櫓が構えられていました。(写真右上ー北土塁
写真右ー月見櫓) でっ、虎口は北東側に瀬戸内海に通じる水手御門が、南側中央に桜の馬場に繋がる桜御門が設けられていました。(写真右ー水手御門 写真左下ー桜御門)
なお内部には高松松平家の御殿 披雲閣が建てられていました。(写真右下ー現在の披雲閣は大正6年の再建。国の指定重要文化財) |
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(写真左上) 三の丸・桜の馬場間の濠 |
桜の馬場(写真右上) 本丸の南側をカバーした郭で規模は東西320m×南北70mほど、南東隅に艮櫓が構えられていました。(写真左ー現在の櫓は東の丸の太鼓櫓の移築) |
高松城の大手表門は桜の馬場の中央南縁に設けられていたようですが、寛文11(1671)年の大改修により東縁に旭門が設けられ導線は桝形を経て桜の馬場⇒三の丸に繋がっています。(写真左下ー旭門 写真右下ー桝形) |
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