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伊 勢 堂 岱 遺 跡 |
秋田県北秋田市(旧鷹巣町)脇神字伊勢堂岱 |
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伊勢堂岱遺跡は米代川中流域の左岸、河岸段丘北端の台地上に位置する縄文後期前半(紀元前2000年頃)の古代遺跡です。遺跡は四つの環状列石を中心に配石遺構、掘立柱建物跡、土坑墓、柱穴、溝状遺構等が確認されています。環状列石の下から出土した土坑墓からは祭祀に使用したと思われる道具や板状土偶が発掘されています。同地はもともと大館能代空港へのアクセス道路の予定地でしたが、平成6(1994)年からの発掘調査により環状列石等が確認されたため、同8(1996)年 道路建設は中止され遺跡を保存することとなりました。同13(2001)年、国の史跡に指定。(場所はココです) |
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なお伊勢堂岱遺跡の南東部からは中世の城郭遺構が確認されています。現地はほぼ藪々状態になっているため内部には入れませんが、南側を遮断した堀が東側から確認できました。 |
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(写真左) 模式図 |
(写真左下) 南東側からの遠景 |
(写真右下) 堀切、わかりずらいですが、規模はケッコウ大きいです。 |
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ー 動画 伊勢堂岱遺跡を歩く ー |
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