横 淵 城
秋田県北秋田市(旧鷹巣町)七日市字古館
立地・構造
 横淵館は鷹ノ巣盆地の南端、小猿部川左岸の大野台丘陵から東方向に張り出した支尾根(比高70m)に築かれた山城です。規模は推定 東西150m×南北160mほど、内部は堀で区画された南北2郭の複郭構造になっているようです。

 築城時期・築城主体ともに不明。『郷村史略』「社地 伊勢 杉あり 古城あり 浅利家の臣 横淵甚兵衛といふ者居す」と記され、また『浅利與市則頼侍分限帳』「知行四百刈 横淵村在 横淵甚兵衛」とあります。横淵氏の出自は不明、在地名を称していることから この地から発生した村落領主と推測され、比内浅利氏が鷹ノ巣盆地に勢力を拡張する過程で影響下に組み込まれたものと思われます。
歴史・沿革
横淵館 北東側からの遠景
メモ
比内浅利氏の被官 横淵氏の館城
形態
山城
別名
・・・・・・・・・
遺構
郭(平場)
場所
場所はココです
駐車場
路上駐車
訪城日
令和3(2021)年4月27日
(写真左) 北東側からの遠景
時間の関係で行けませんでしたが、地形図を見ると南側の段丘縁からアプローチできるようです。