高 屋 館
秋田県仙北市(旧田沢湖町)田沢湖田沢
立地・構造
 高屋館は玉川の上流部、玉川左岸の段丘上(比高15−20m)に築かれた崖縁城らしいです。城の規模は推定 東西200m×南北250mほど、現在 館祉は公共施設の敷地、住宅地になっているため構造は不明。同地は生保内から鹿角に繋がる往還を扼する高所、また玉川に沿った狭い田沢盆地全体を眺望できる高所に位置します。

 築城時期・築城主体・館主ともに不明。中世、戸沢氏の影響下にあった村落領主の居館か?。なお館祉から「亀ヶ岡式土器」が出土しており、古代の村落祉との複合遺跡とも。
歴史・沿革
高屋館 南西側からの遠景
メモ
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形態
崖縁城
別名
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遺構
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場所
場所はコノヘンらしいです
駐車場
田沢交流センターの駐車場借用
訪城日
平成25(2013)年9月20日
高屋館は玉川の東岸、下田沢地区北端に築かれた崖縁城だったようです。(写真左上ー南西側からの遠景) 館は西側の玉川を自然の濠とし、北・南側は沢で仕切っていたと思われます。(写真右上ー南側の沢) でっ、館内部は田沢交流センター(旧田沢小学校)の敷地や住宅地になっていて、特に遺構等は見られません。(写真左ー田沢交流センター 写真右下ー住宅地) また集落の南東部に神明社がありますが、ここにはもともと生玉山 宗行寺があったそうです。(写真右下)
秋田の中世を歩く