正式名称は「福聚山 大慈寺」。宗派は曹洞宗、御本尊は釈迦牟尼佛。寺の由来は応永年間(1394-1428年)、陸奥国十三湊領主 安藤鹿季が南部領に侵攻した際、根城南部長経はこれを迎撃しましたが戦は長期化し、老僧 恵金禅師の教えを得て安藤勢を撃退しました。そして八戸に戻った長経は恵金禅師を迎えて領内 松館に大慈寺の創建し、根城南部氏の菩提寺としました。寛永4(1627)年、盛岡藩主 南部信濃守利直の命により八戸弥六郎直義が遠野へ転封すると、大慈寺もこれに同道して遠野に移築されました。なお境内にあった南部家の墓所は昭和48(1973)年、鍋倉城の二の郭に移されています。(場所はココです)
正式名称は「鳳徳山 瑞應院」。宗派は臨済宗妙心寺派、御本尊は釈迦如来。創建は承応2(1653)年、遠野領主 南部弥六郎直義が慶安4(1651)年に早世した娘 おまんの菩提を弔うため盛岡 聖壽寺の大鉄和尚の高弟 澤室和尚を招いて建立したとされます。その後、明暦4(1658)年
山門が竣工、宝暦9(1759)年 伽藍が再建されました。(場所はココです) |
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梵鐘
宝永7(1710)年、遠野領主 勘解由利戡の奉納と伝えられます。市の指定文化財。 |
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