箕 の 森 館
秋田県雄勝郡羽後町野中字箕の森
立地・構造
 箕の森館は湯沢盆地の西端、羽後大戸川右岸の独立小丘陵上(比高15−20m)に築かれた丘城です。城の規模は東西70m×南北200mほど、現在 神社が祀られている南端の平場が主郭に想定されるようで、北側に堀切を敷設して主郭を独立させているようです。大手は東麓から堀切を通り、主郭に繋がるルートが想定されます。全体的に規模は小さく、また要害性も薄い小砦ですが、湯沢盆地、横手盆地を眺望できる高所に位置しており、物見を想定した監視砦として利用されたものと思われます
。また同地は西馬音内と湯沢を結ぶ基幹道の要地に位置します。

 築城時期・築城主体・館主ともに不明。小野寺氏の支城か?。
歴史・沿革
箕の森館 南側からの遠景
メモ
小野寺氏の支城か?
形態
丘城
別名
赤袴城か?
遺構
・・・・・・・・・ (未訪城)
場所
場所はココです
駐車場
路上駐車
訪城日
平成26(2014)年5月7日
箕の森館は赤袴地区西方の独立小丘陵に築かれた丘城で、現在 周囲は耕作地になっています。(写真左上ー北西側からの遠景 写真右上ー南側からの遠景) でっ、南端の中心郭に神社が祀られているようですが ・・・・・、行っていません。なお『日本城郭大系』赤袴城 横手城小野寺氏系の出城」と記されていますが、この赤袴城箕の森館に比定されるようです。
秋田の中世を歩く