万 福 寺
石川県鳳珠郡能登町(旧内浦町)松波
 正式名称は「積宝山(しゃくほうざん) 万福寺」宗派は曹洞宗、御本尊は如意輪観音(鎌倉中期の作)。創建は南北朝期の貞治7(正平23 1368)年、仏周禅師により六貫山に開基された天台宗寺院でした。その後、万福寺は室町期に臨済宗に改宗され、戦国初期の文明年間(1469-86年) 松波畠山氏の初代 常陸介義智が松波畠山氏の菩提寺として松波城下に移築し、この際 曹洞宗に改宗されたと伝えられます。山門は松波城の搦手門の移築と伝えられ、また境内には天正5(1577)年 上杉謙信の「能登侵攻」により自害した松波常陸介義親を埋葬した墓陵があります。(場所はココです)
万福寺 山門
山門 
本堂 
畠山氏の家紋
「二つ引両」
鐘楼堂 
畠山(松波)義親の墓陵
畠山(松波)
義親の墓陵