多聞院 伊沢家住宅
岩手県北上市(旧和賀町)和賀町岩沢
 伊沢家は和賀川の南岸に創建された久那斗神社(くなとじんじゃ)の別当家です。もともと伊沢氏はこの地に住み着いた羽黒派の修験者でしたが、江戸中期以降 久那斗神社の別当として影響力を持ち、「明治維新」後 廃仏毀釈により還俗して神職についたとされます。母屋の創建時期は不明、18世紀末ー19世紀初期の建築物と推測されています。母屋の規模は間口 十間半(約20.4m)×奥行 五間(約11.2m)、木造平屋建、寄棟造りの茅葺になっていて、内部には座敷などのほかに修験道場が設けられています。平成2(1990)年、国の重要文化財に指定。(場所はココです)
伊沢家住宅 
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