田 沢 館
秋田県由利本荘市(旧矢島町)矢島町元町字田沢
立地・構造
 田沢館は矢島盆地の中央南縁、田沢川と小沢に挟まれ北方向に張り出した舌状台地先端(比高60m)に築かれた平山城です。規模は推定 東西400m×南北450mほど。明治二十二(1899)年の『切絵図』に東西に延びる2条の堤(土塁か?)が描かれており、内部は土塁で区画された複数の郭からなっていたと思われます。現在、内部は開田され遺構等は残っていません。

 築城時期・築城主体・館主ともに不
明。一説に中世(鎌倉末ー南北朝期頃か?)、「津雲出郷」(矢島周辺)に入部した矢島大井氏が当初、拠した居館とも。なお田沢川を挟んで北西600mには矢島大井氏が長らく館城とした根城館があります。
歴史・沿革
田沢館 北側からの遠景
メモ
矢島大井氏、初期の館城?
形態
平山城
別名
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遺構
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場所
場所はココです
駐車場
路上駐車
訪城日
平成27(2015)年12月13日
北側からの遠景 内部は開田され遺構は消滅しています