正 平 寺
秋田県横手市田中町
 正式名称は「大儀山 正平寺」。宗派は曹洞宗、御本尊は十一面観世音菩薩。創建は伝承によると「後三年の役」終結後の寛治年間(1087−94年)、藤原清衡の三男 正衡により創建された大義寺を初源とします。その後、15世紀中期 平鹿郡に進出した小野寺中務大夫泰道が堂宇伽藍を整備して正平寺として中興し、以後 正平寺は小野寺氏に庇護されました。(場所はココです)
赤門 
本堂 
小野寺泰道の墓所、供養塔
小野寺泰道は長禄ー寛正年間(1457〜66年)、長く続いた南部氏との抗争に勝利した「小野寺中興の祖」。泰道の代に小野寺氏は稲庭から平鹿郡に拠点を移したとされます。
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